2017年6月22日木曜日

6月22日

ネットスラングで「真面目系クズ」が横溢している。
みんなそれぞれの意味で言ってる気がするので、実体もなく一人歩きしている気がしてならんが、
なんとなく「見た目は真面目だが、性格がクズ」か、
「見た目は真面目だが、結果を出せないクズ」のように言われてる気がする。

いずれにしても、「お前らが勝手なイメージを持ってただけだろ」って気がするが、
誰だって自分の好きでもない事に真面目な人間などいないじゃないか。
性根が悪いのならばよい事だとは言えないけれど・・・
後者のように、本人が必死にやっていても結果を出せない事を、
卑下あるいは嘲笑する風潮を作り上げているのは・・・歪んでいると言わざるを得ない。



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絵は、外から入ってくる光を反射し、それが網膜に届いて色彩が認識される。
支持体と塗膜のレイヤーごとにリアルな光をいかに封じ込め連続させるかの、
ゲームのようなものだ。

アドビやコーレルなどのディスプレイ越しのイラストならば、
平面の綺麗なビジュアルだけでもいいかもしれないが、
タブローは立体であり、モノとしての物質感から逃れられることは出来ないので、
単に何が描かれているか、だけでは不十分だ。


絵の具も、もともとは天然の泥や鉱物をこねて壁にくっつける原始的な事だったから、
チューブ入りの絵の具以外にも、自分で作ることができるのなら、
色とは何か、絵の具とはなにかと、いくらでも掘り下げることはできそうだ。
だが、残念ながら、今の自分には化学的な知識など全く持ち合わせてなく、
これを制作と並行して研究に没頭することは難しく思ってしまう。
ダメダメだな。

いずれにしても、人の思考などを覗けば覗くほど、自分はまだバカみたいに描き方を知らない。
赤子同然だ。


6月17日 油彩・140×180㎜ 「回教徒の猫」




2017年6月6日火曜日

しゅっぱつしんこう!/アールヌーヴォー的建築的理希2



しゅっぱつしんこう! 530㎜×455㎜ アクリル・油彩 6月4日


アールヌーヴォー的建築的理希2 242×333㎜ 水彩 6月6日





























油絵の方はとぎれとぎれで乾燥させながら
描き進めた末、一カ月近くはかかった。
スペシャル・ペインティングオイルのように、
グラッシが可能な乾燥が1~2日で済む物もあるから便利っちゃ便利だが、そもそも、
油絵ってのは乾きにくいのが利点なんだ。
アクリルよりははるかにぼかしや削りがしやすいから。
昔の絵画職人なんてのは、一点一点先に行ってたわけでなく、乾かない油を利用しながら、同時並行で描くのが当たり前だった。


昨日はなんだかんだ12時過ぎに寝たのに6時前に起きたので、頭はくらくら。
なのに今日はよく頑張ったなあ。
アールヌーヴォー的建築的理希2。
理希の丸さ、柔和さがファンシーな建築とリンクしているのだ。
青空はやっぱし、下手に弄んないほうが良かったような・・・・。ベタ塗りじゃなくマチエールを工夫するつもりが結局、塗りムラみたいな事になってしまった。

2017年5月31日水曜日

Venus In Forest/3匹が連結したガラクタ猫怪獣と、それに対峙する理希

5月29日 油彩 400×300㎜
県展に出すF50号の祖母の絵をようやく搬出してきた。

今回は、顔以外はすべてかっちり描きすぎる事はいっさいしてません。
祖母の活き活きとした、「絵」として面白く見てもらえる事重視で描いてます。
思いっきり下地材をひねり出し、顔とは対照的に
背景のパースをわざと崩したりして、ユーモア感があってダイナミックな構成を目指しました。

そして、かなり素人臭い事言うけど、純正のバーミリオンを
始めて買って使ったという記念すべき作品でもありました。

油絵具を売ってる画材店に行けば分かると思いますが、
もちろん顔料によって価格の高低はあります。
コバルト系、カドミウム系はアクリルでもおしなべて
高い常連ですが、
中でも一つだけバカ高いものがあるんですよね。「純正の
バーミリオン」(朱色)です。茶系が6号チューブで500円前後だとすると、この色は同一の大きさで2000円はします。
                       

5月31日 アクリル・コラージュ 530×333㎜


バーミリオン・「チント」か「ヒュー」と付いたものも
ありますが、この後ろの名称は、そもそも何かを混ぜてその色調に似せた廉価版の色、という意味があります。

ホルベイン製で実際に色を使ってみましたが、展色材がほどよくなめらかなので、発色の良さと共に色を乗っけたフィーリングはとても良いと感じます。

ダリ馬鹿なので再々ダリの話になってしまいますが、ダリが「他のどの色も愚弄する最強の絵の具」と評した色でもあります。
彼が使った色と現代の色がまったく同じではないはずですが、
確かに発色はぴか一なので、なるべくアクセントに使用すべき色である事には間違いありません。隣り合う色が絶えてくれる事も大事なので。笑

県展の祖母の絵には、顔の赤みにさりげなくグレーズを与えたりした他、抱えている愛猫・ユキちゃんのにゃんこスカーフの色としてそのまま乗っけたりと、力強いアクセントとなってくれています。県展にもし足を運ばれる方がいたら、ぜひチェックしてみて下さいね。







2017年5月25日木曜日

仮額つくり子

ポストカード以上の大きさの仮額を作るのが自分のマイブームになりつつある。
簡単な作りではあるが、クラックアップすればアラも目立たず、それなりに見える。
本額ほどのクオリティではないかもしれないが、結構、いい。
F4前後の大きさの額を4つ作って、木材などの出費は2000円以上はしたと思うが、
それでも額一個あたりの値段はだいぶ節約できる。


今世紀末には東京と屋久島の気温が同じになるなんて予測もある。
今から年の平均気温+4.5だったかな。
生きてる間なんかは、自分は生きてないや~なんて考えがちだが・・・
輪廻転生がほんとにあるかは知らんが、次生まれ変わったりした時生活できなくなるぞ。

それにしても、昨日と今日で冷えた。気温の変化がはげしい。
こんな時は体調を崩しがちなので、気を付けて過ごそう。


5月24日 水彩 242×333㎜ 「石像になった理希」

2017年5月23日火曜日

暑い

昨日と今日とで夏日。

もう扇風機も出してもらったけれども5月でこの暑さで大丈夫なのか。
去年も言った気がするが、また今年になって「観測史上最大」だとかが決まり文句になんのだろうか。地球やべーな。

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CGでお手軽に絵を作れる時代は今に始まったわけではないが、
今色んなアプリが出てきてる。これからのデジタルネイティブ世代なんかなら、
子どもの頃からでも、昔のセミプロ並のクオリティで画像を作れる事も、
割と当たり前になっているかもしれない。絵の敷居もすっかり下がってしまったもんだと感じる。
人の感性をもAIで扱えるようにしよう、などという輩たちのために、
今後一層、素人か、プロかという境目も曖昧になってくるだろう。

そういう風潮に逆行する形ではあるが、そういう時代だからこそ、
意識的にデジタルを活用する事は避けて「手描き」にこだわりたい。
この時代に、写実絵画を極める人たちなんかは、何のために手で作るか、という
人間の本質を問う先鋒に立ち続けてきたのではないかと感じる。

写実画家の中にも、高度化するコンピューターに揺れる人もいるだろうし、
どこ吹く風でわが道を進む人もいるだろう。
いずれにしても、リアルを超えた「写実」とは何か、
自分は何を「リアル」として見て、作るのか。難しい問題を問い続けなくてはならない。

自分は写実画家ではないが・・・答えこそ出ないかもしれないが、色々考えちゃう。
モノ作りは、手段など選ばず、お手軽にさっさと作ればそれでいい、
というような悪しき風潮が跋扈する現代に、
手で思考し、誠実にもの作りを続ける職人やアーティストを見るにつけ、
「お前は何のために生きてるんだ?」と問われるように、
自分の絵の取組みについて、色々思案せずにはいられないのだ。



5月23日 水彩 158×227㎜






2017年5月20日土曜日

理希3歳

父がことし還暦。

姉も誕生日が近い。

そして、今日、理希が3歳を迎えた。

人間でいえば、28歳前後ってとこか。
自分よりも年上なり。

みんなの愛情を一身に受けて育った理希。
3年前、体が非常に弱りながら家に来た病弱な理希。
毎日無事に平穏に過ごせるという事が、理希にとってなによりの財産なのだ。

これからもよろしくね。


5月20日 227×158㎜ 水彩
「アールヌーヴォー的建築的理希」

2017年5月16日火曜日

仮額はめ子

個展が近々なのにDMも刷ってないけど、
個展とか出展のためにために、と気持ちがとらわれ過ぎることを、なるべく避けるようにしている。
気長に続ける事がモットーなので、イベントに力を注ぎ込むと、
終わったら気が抜けて何にもしなくなりそうだからだ。


個展用の仮額を嵌めまくる。主な枠はオリジン製のⅭ-40だ。
なんせキャンバスではなく、キャンバスボードに描いてるから、
ビスで枠を固定するための裏板をいちいち作るのがめんどい。
板を買う金はないので、加工もしやすいスタイロフォームで代用する。
スタイロフォームだから、当然ビスは外れやすい。
仮額だから仕方がないとはいえ、結果的にきゃっしゃな作りやなーな感じ。

どれも下手くそでアマチュアっぽい絵ばっかりなんだけど、作品数だけは膨大にあるから、
全部本額になるのはべらぼうな出費だ。100万は軽く超える。ああ、無理だ。
アクリル画はほぼ飾れる状態だけど、水彩はまだまだ仮額が足りない。
紙だからなあ。壁に掛けるとしたら必要ではある。



5月16日 水彩・227×158㎜ 「建築学的理希」